任天堂は通期損失が予想を上回ると予想しており、営業ベースでは初の通期損失となる見通しだ。
任天堂は、年末商戦で四半期利益が減少したことを受け、2012年3月期の通期損失が予想を上回ると予想している。 10─12月期の利益は予想の520億円に対し、409億円にとどまった。これにより、同社はアナリスト予想に基づく予想を42億円の損失から450億円という大幅な損失に変更した。営業レベルでの通期損失は初めてとなる。
岩田聡社長は「年末商戦に向けて期待が高かったが、期待に応えられなかった」と語った。
の3DS値下げしました任天堂の通常予想されるハードウェア利益を大幅に下回る。利益予想を引き下げるその他の要因としては、モバイルデバイス、Kinect、Move との競争激化、円高などが挙げられます。
ロイター任天堂は売上予測も変更したと指摘している。 Wii の販売台数は 1,200 万台ではなく 1,000 万台になると予想されており、3DS は予想の 1,600 万台から 1,400 万台になっています。
アナリストらは、これは任天堂が今後戦略を転換する必要があることを示すものとなるはずだと述べている。 「(コンソールからの)成長の時期は終わりました。会社が消滅するとは思いませんが、新しいカテゴリーに移行しなければ、間違いなくこれまで築き上げてきた大きな規模を失うことになるでしょう。 」とアナリストの秋野充成氏は言う。
一方、シティグループのアナリスト福田壮一郎氏は最近、家庭用ゲーム機が「過去のものになる可能性がある」とレポートで主張した。