マリオカート 7 プログラム ディレクターの白岩祐介氏が、シリーズにコインを復活させた設計哲学と、3D ゲームで 60 FPS を達成するために直面した課題について語ります。
マリオカートシリーズの長年のファンならコインを覚えているかもしれません。それらを収集するとカートの最高速度が向上しますが、それらはマリオカート 6 タイトルのうち 2 つのゲームプレイ要素としてのみ登場しました。今マリオカート7はそれらを復活させており、任天堂はそれらがシリーズの遺産にとってどれほど重要であるかについて態度を変えました。
「今振り返ると、(コインは)必要不可欠な要素だと思います」と番組ディレクターの白岩祐介氏は最新の番組で語った。岩田が問う。 「空中や水中には障害物が少ないので、手が空くのではないかと心配していました。コインは浮いているので、取るのが楽しいです。」
過去のゲームでは、チームは開発の終わり近くになって、コインが合わなくなったときにコインを追加しようとしていたと彼は言います。今回は白岩さんから「最初からプロトタイプに入れてください」と言われました。
しかし、彼の最大の課題は、高フレーム レートで 3 つの異なる画像を作成するという要求から生じました。プログラミングの最大の課題は何かとの質問に対し、白岩氏は 1 秒あたり 60 フレームを簡単に達成できると答えました。 「そして、ニンテンドー 3DS システムには 2 つの画像が必要です。1 つは右目用、もう 1 つは左目用です」と彼は言いました。それに加えて下画面もあるので3つやらないといけません。
「それだけでも負担はこれまでより大きくなりましたが、ハードウェアも新しく、プランナーからは『もっとキャラクターを入れたい』、デザイナーからは『ビジュアルを良くしたい』という要望がありました。初めてのハードウェアだったのでバランスを取るのが大変でしたし、ニンテンドー3DSを8台接続するのも初めてだったので、どのくらいの処理能力を使うかなど色々と試しました。 」
マリオカート 7 は今週日曜日、12 月 4 日にニンテンドー 3DS で発売されます。