任天堂は明日、1,000億円(13億2,000万ドル)の損失を被ると予想されており、これは同社の従来予想である550億円を大きく上回っている。
任天堂は、9月30日に終了する会計年度上半期の損失が550億円(約7億2,500万ドル)になると予想しているが、日本の新聞日経産業新聞は、損失が1,000億円(13億2,000万ドル)に達する可能性があると主張している。このニュース発表後、任天堂の株価は7.5%下落し、1万0800円(142ドル)となった。
ロイター同社はスマートフォンとの競争激化による3DSの販売不振や円高の影響などを赤字要因の一つに挙げている。任天堂はロイターへの報道についてコメントを控えたが、全決算は明日発表される予定だ。
任天堂はここ数年、強力なハードウェアバックボーンを持っていたが、最近その立場が弱まりつつある。同社が Wii U に注力している一方で、Wii は晩年の時期にあり、新作ゲームのヒットも少なくなっている。3DS は、オリジナルの DS と同じように売れていれば待機期間を乗り切ることができたかもしれないが、大ヒットを正当化するほど十分に売れなかった。値下げ発売から数か月以内。