任天堂もっている発表された合弁会社の設立任天堂システムモバイルゲーム会社とディー・エヌ・エー2023年4月3日に予定されています。
DeNAは、iOSおよびAndroidデバイスで利用可能な複数の任天堂タイトルのサービスインフラストラクチャとNintendoアカウントの統合を共同開発し、管理しています。スーパーマリオラン、ファイアーエムブレム ヒーローズ、どうぶつの森 ポケットキャンプ、 そしてマリオカート ツアー。
合弁会社は任天堂の事業のデジタル化を強化することを目的に、消費者との関係をさらに強化するための「付加価値サービス」の研究開発と創出に取り組みます。
プレスリリース全文は以下をご覧ください。
1. 合弁会社設立の目的
任天堂は、ハードウェアとソフトウェアの統合モデルをビジネスの中核に据え、専用ゲーム機以外でも充実した体験とサービスの提供に努めています。この体験を総合的に提供するために、任天堂は主にニンテンドーアカウントを通じて消費者との関係を維持し、拡大するよう努めています。
その一環として、任天堂は2015年にDeNAと業務資本提携し、ニンテンドーアカウントを中心とした新たな基幹システムの開発・運用に協力してきました。
任天堂とDeNAは、7年以上にわたり蓄積してきたノウハウと、ニンテンドーアカウントを基盤とした複数のサービスの共同開発経験をもとに、提携をさらに進め、合弁会社を設立します。合弁会社は、任天堂の事業のデジタル化を強化することを目的に、お客様との関係をさらに強化するための研究開発や付加価値サービスの創出に取り組んでいきます。
2. 合弁会社(特定子会社)の概要
- 名前:株式会社任天堂システムズ
- 位置:東京
- 代表者の役職名および氏名:代表取締役社長 佐々木 哲也
- 仕事:任天堂の事業のデジタル化を強化するための研究開発や業務、付加価値サービスの創出などを行います。
- 資本:50億円
- 設立年月日:2023年4月3日(予定)
- 会計期間:3月に終了
- 資本出資比率:
- 任天堂株式会社:80%
- 株式会社ディー・エヌ・エー:20%
- 任天堂と任天堂システムズの関係:
- 資本関係:任天堂システムズは任天堂の子会社となり、任天堂が資本の80%を出資する。
- 人的関係:任天堂の役員および従業員数名が、ニンテンドーシステムズの取締役を兼務します。
- ビジネス関係:任天堂は、任天堂の事業のデジタル化を強化するためのサービスの開発・運営を任天堂システムズに委託する。
(注:この合弁会社の設立には、関係国の競争法で要求されるものを含む、必要なすべての承認が必要です。)
3. 合弁相手の概要
- 名前:株式会社ディー・エヌ・エー
- 位置:2-24-12 Shibuya, Shibuya-ku, Tokyo
- 代表者の役職名および氏名:代表取締役社長 岡村 信吾
- 仕事:ゲーム事業、ライブストリーミング事業、スポーツ事業、ヘルスケア・医療事業、新規事業など。
- 資本:103億9700万円
- 設立年月日:1999年3月4日
- 大株主及び持株比率(2022年3月31日現在):
- ともこ数: 16.70%
- 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 14.61%
- 任天堂株式会社:12.72%
- 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 5.20%
- 任天堂とDeNAの関係
- 資本関係:持ち合い
- 人的関係:適用できない
- ビジネス関係:任天堂とDeNAはスマートデバイス向けゲームアプリの共同開発・運営を行っているほか、任天堂は各種デバイス向け会員サービスの共同開発・運営をDeNAに委託している。
- 関連当事者への適用:適用できない
4. スケジュール
- 取締役会決議日:2022年11月8日
- 合弁会社設立日:2023年4月3日(予定)
(注:この合弁会社の設立には、関係国の競争法で要求されるものを含む、必要なすべての承認が必要です。)
5. 今後の展望
なお、今回の合弁会社設立による任天堂の今期業績への影響はございませんが、今後の業績に与える影響につきましては、来期以降の業績予想に織り込んでまいります。